紅茶の時間

 「生きろという励ましは、もっと苦しめと言うのと同じ」
 
 生きることに絶望し、心を殺して生きている雪乃は、ある日無愛想で感じの悪い青年ひかると出会う。
 初めは彼の態度を不快に思ったけれど、やがてお互い打ち解け親しくなる。

 障害を持っていても、大切な人を幸せにできるのか。
 きっと自分じゃダメなんだ。
 私は人を傷つける。
 病気は治らないし、苦しみは続く。

 雪乃は未来を信じることができるのだろうか。


note創作大賞2024 恋愛小説部門 参加中

note ご指定のページが見つかりません
error: ごめんなさい、コピーできないようにしてあります。
タイトルとURLをコピーしました